1日目(5月1日)
10:30成田空港発 → 16:45クアラルンプール着 → 00:30クアラルンプール発
出発の日。早朝4:00起床。外を見ると雨が降っている。またしても雨女パワーを発揮してしまったようだ。道路は渋滞することもなく、定刻通りに成田空港第2ターミナルに到着。その頃には雨もやんでいた。この調子でトルコの天気にも期待したいものである。
ゴールデンウィーク真っ只中の成田空港だけど、予想に反して混雑していなかった。出国ピークは過ぎたのか、地震の影響で海外へ行く人が少ないせいか・・・・・。
トルコへはマレーシア航空を利用する。当初予約していたウズベキスタン航空はどうしても勘弁!ということで、マレーシア航空に変更しての旅である。しかしこのマレーシア航空でのトルコへの旅は結構大変なものであった。クアラルンプールまで約6時間。マレーシアで7時間のトランジット。マレーシアからトルコまで約10時間。つまりは成田を飛び立ってから約計24時間後のトルコ到着となるわけだ。
マレーシアで7時間のトランジットは、オプションで観光を旅行会社に申し込みしていた。これから先マレーシア旅行することもないと思われるので、結構楽しみにしていた。しかしながら4名以上集まれば催行と連絡は来たものの、その後集合場所の説明も、催行決定の連絡もなかった。広大なクアラルンプール空港では場所を発見できるわけもなく、結局参加することができないまま、空港で7時間過ごすことになってしまった。
それにしてもマレーシア航空のおいしくない機内食が良くなかったのか、胃の雲行きがよろしくない。油っこいものは全く受け付けない状態である。暫く我慢していたが、一向に良くなる気配もない。生憎、胃薬はスーツケースだ。さてどうしたものか。しかもあと10時間のフライトが残っているのだ。この状態で逃げ場のない飛行機に乗るのはかなり不安である。
空港内の売店を見ると、中国製の胃薬が売っているではないか。中国製という響きにびびりながらも、背に腹は代えられないとお世話になることにした。ほんのちょっとでもいいから不快感が無くなれば良いと思っていたこの中国製の胃薬、意外と良く効くのである。しかしまだ副作用という関門が残っているので、使用は最低限にとどめておこう。
この中国製の胃薬のおかげで、胃の調子は大分快方に向かっている。結果論ではあるが、マレーシアでオプション観光に行けなくて良かったのだ。もし行っていたら、胃の調子は確実に現状よりも悪いものになっていたはずだから。
さてこらから最終目的地トルコまで10時間の空の旅である。何して過ごそうかと思っていたが、いつの間にやら眠ってしまって、案外あっというまにトルコに到着してしまった。